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施設紹介
柴又が誇る観光名所は江戸川沿いに隣接しています。
ぜひ、あわせてお立寄りください。
みどころ

大正浪漫に想いを馳せる「山本亭」

風情ある書院造に西洋建築を取り入れた、和洋折衷の建造物「山本亭」。
木造瓦葺き2階建ての随所に、大正から昭和にかけて、当時の建築様式の傾向が窺えます。
海外でも評価の高い書院庭園をはじめ、山本亭の見所をご覧ください。
主庭
緑豊かな書院造の庭園は、山本亭の最大の見所です。
縁先に池を配し、背景には広がる常緑樹。耳をすませば、築山から落ちる滝の音が心癒してくれます。
※コケ類保護のため、散策はご遠慮いただいています。
長屋門
武家屋敷に見られる伝統的な長屋門に、洋風の意匠を取り込んだ、和洋折衷の造りになっています。
六角形のタイルが敷かれた床、ステンドグラスの窓など、洋風に装飾された和装建築に、建造当時の流行を垣間見ることができます。
旧玄関
山本亭が住居として使用されていた当時、客人は長屋門からこの玄関を抜け、右手奥の鳳凰の間へ案内されていたようです。
黒玉石が敷き詰められた間口一間、奥行一間半のゆとりある玄関には、人力車が展示されています。
鳳凰の間
寄木を用いたモザイク模様の床、白漆喰仕上げの天井、ステンドグラスの窓が用いられた、山本亭唯一の洋間です。
客人をもてなす応接室として利用されていたことからも、当時の西欧文化に対する憧憬の念が感じ取れます。
居宅
庭園に向かう見晴らしのよい、心安らぐ空間です。ガラス戸やガラス欄間を多用することで開放感のある構造になっています。鳳凰の間を除き、すべての居宅は和風意匠で統一。中央の廊下を境とする二世帯住居の様式です。
土蔵
正確な築造年は明らかになっていませんが、山本亭内で最も古くに建てられた建造物とされています。
二階建ての構造になっており、土を厚く塗って柱が外側に見えないようにした大壁造りの外壁が特徴です。
茶室
「にじり口」や「つくばい」のある本格的な茶室で、間取りは4.5畳の広間、4畳の水屋、6畳の寄付き待ち合いで構成されています。茶道具の無料貸出も行っており、情緒あふれる室内で茶道をお楽しみいただくこともできます。
※茶室は有料、要予約となっております。
ギャラリー
山本亭内の様子です